はじめに

 このブログを始めるにあたり、今まで使用したパスポートに押されたハンコを見ながら、振り返ってみた。

 最初のハンコはバブル期の80年代後半に、当時大人気だったグアム島にゴルフをやりに出かけたことだった。
 それから、年に一度くらいのペースでグアム、サイパンやニューヨーク、ソウルに出かけていたが、沖縄でゴルフ、北海道でジンギスカンを食べる感じと、多少の異国情緒はあるしても、そんなに変わることはなく、心ときめかせるものではなかったように記憶している。それまでに、一番、外国に来た!とグッときたのは、ニューヨークのJFK空港からマンハッタンに向かうタクシーの中から遠く摩天楼が見えた時は「世界の中心に来たぜ!」と感じたくらいだった。 

 それから、転勤などで海外には少し足が遠のいていたが、当時多くの人がそうであったように、沢木耕太郎の「深夜特急」を読んでから、下川裕治さんや蔵前仁一さんなどの旅行本を読み漁り、妄想を膨らませていた。
 

多くの人の人生を狂わせた本ww


 その妄想を抑えきれなくなり、アジア通貨危機後の90年代後半に、夏休みを利用して、タイ・バンコクに行って見た。そこには、「深夜特急」で沢木がバンコクの同じドムアン空港の到着ロビーで感じたのと同じ感じをグッグと!と感じた。それからの一週間の滞在も非常に刺激的で楽しく、どんどんんとのめり込んでいくことに・・・・。

旅の環境が大きく変わった

 私が、頻繁に海外旅行に行くようになった90年代後半と現在2020年では、旅も環境が物凄く変わった。
 当時の情報源は、「Lonely Planet」や「地球の歩き方」に代表されるガイドブック類や旅行雑誌や旅行作家の方々の紀行文が主だった。また、航空券も旅行代理店に出向いて購入するのが一般的だった。また、
本国との連絡も、国際電話が一般的な方法で、ホテルのフロントなどにお願いしたり、街中の旅行代店など「International call」の看板を出している業者にお願いしたものだった。
それが、
現在では、良いのか?悪いか?は別として、インターネットとその端末のパーソナル化によって、普段と同様の環境が可能となり、訪問地の情報などをみたり、航空券や宿の手配なども片手で可能となった。
現在、翻訳機能も向上し、言葉の壁もなくなる日が来つつある!

インターネットとスマホ

 インターネット網のインフラの世界的な普及により

・どこにいてもスマホなどの携帯端末で情報収集や予約(交通機関、宿など)が簡単に出来るようにな
 った。
・google mapなどを使えば、知らない土地に行っても自分のいる場所が完璧に知ることが出来るように 
 なった。
・SNSなどで、普段と同様の友人などとのやり取りもできる。

などが当たり前になりました。

20年前は、こんな感じでしたからね!

関連リンク>>をご覧下さい。

2000年当時の旅行雑誌が出てきた!ので中身を紹介
2000年当時のネット社会突入前の旅行雑誌の内容です。この時代、まだ、ネットと言っても、各自のガジェットではなく、インターネットカフェやホテルの備え付けのパソコンを借りて、e-mailでやり取りするのがメインでした。今見ると、隔世の感ですね!

予約サイト

 海外旅行の際に航空券や宿の価格や立地環境などは大きな問題ですが、現在はあまたの検索・予約サイトがあり、簡単に航空券の相場の調査や予約、宿の内部の写真などまで見ることが出来る。
これらをうまく使えば、
旅行前に航空券の価格やホテルの価格も知ることが出来るので、日程的、予算的なシュミレーションも可能だし、実際に自分に合った安い航空券や、泊まりたい場所のホテルを簡単に予約できる。

代表的な航空券予約サイト>>ホテル予約サイト>>こちらです。

map

 スマホには、必ずmapのアプリがiphoneにしろ、andoroidにしろ、一つまたは二つ入っている訳で、知らない土地に行くときには非常に便利です。もう迷子という言葉も近い将来なくなってしまうのかも?前は、迷子になって紙の地図を見ても埒の空かない場合は、知っているランドマークやホテルまでタクシーで行ってリセットしたものでしたww。

また、旅行に行く前に、あらかじめ訪問したい場所などをマークしておくことで、効率的な移動も可能になりますし、言葉が通じなくても、地図のマークしているところを現地の人に見せれば理解してもらえて非常に便利です。

関連リンク>>スマホアプリ

SNS

 いろいろなSNSなどから、旅行先の美味しいレストランや穴場な場所など、色々な情報を得ることが出来る。
 時代が変わったなあと思ったのは、「行きたいレストランが分からず、歩きながら本国のその店に行ったことのある友達に連絡し、そして、店を見つけて、入店し、今度は何がお勧めなのメニューなのか?をリアルタイムで聞いていた」のを見た時だww
 ある意味便利だが、ある意味で旅行においての何かを選択するという醍醐味みたいなものがなくなっている

 そして、私のチェンマイの行きつけの食堂は、以前はあまり混んでいなく、ゆっくりと飲んだりできたのが、数年前にあるSNSやサイトでランキング上位になってから、いつも満員で行列が出来ていて困っている!ww

LCC

海外旅行において、航空券の価格的にも大きく、おおきな関心ごとの一つです。
近年、LCC航空会社が世界的に多く誕生し、低価格化、自由度を大きくしています。

安くなった!

 LCC航空会社が誕生する以前は、もし、東京からタイ・バンコクへ直行便で行こうとしたら、選択肢としては、JAL、ANAの国内キャリアとタイ航空(その他air indiaや中東系のバンコク経由便があるがここでは割愛)や香港経由のキャセイ、台北経由の中華航空でした。(当時まだ、ベトナム航空の便はあったのだろうが少なかったと思う。)そうすると、航空会社が皆、その国のフラッグキャリアだけだったので、価格もそこそこで直行便だと6万円から8万円くらいだった記憶があります。いまより高いくらいですねww
 しかし、air asiaなどのLCCのの乗り入れで、片道一万五千円往復三万円程度でバーゲン時にはまたその半値といった航空券も出る場合もある。ノーサービスとはいえ、非常に魅力的ですね!

 また、タイ国内線やバンコクからフライト時間が一時間程のプノンペン、ホーチミン、ヤンゴン行きなどは、片道数千円くらいから航空券があり、鉄道やバスなどより多少高いくらいで利用できる。

関連リンク>>航空券予約サイト

経路の自由度が大きくなった!!

 LCC以前のキャリアの航空券は、基本的に往復することが前提の値段設定であり、片道だと往復の7割8割だった。しかし、LCCは、片道の価格設定になっているので、経路の選択の自由度が大きく、周遊などいろいろ組めるようになった。
例として、
バンコクで仕事して、次にプノンペンで仕事をして、最後にホーチミンで仕事をするという予定だった場合、LCCでないと、東京発バンコク経由プノンペン行き往復とプノンペン発ホーチミン往復を購入して、帰りはバンコクに戻る必要があった。
東京(タイ航空)バンコク(タイ航空)プノンペン(ベトナム航空)ホーチミン(ベトナム航空)プノンペン(タイ航空)バンコク(タイ航空)東京

LCCだと、

東京(air asia)バンコク(air asia)プノンペン(Vietjet)ホーチミン(Vietjet)東京

という経路が可能になるので,費用的にも時間的にも無駄がない選択が可能となる。

関連リンク>>航空券予約サイト

スポンサーリンク

シニアよ「外旅」に出かけよう!

海外旅行へのハードルは、どんどんと低くなってきている。
あとは、もう少し勇気を出し、一歩踏み出すだけです。
どんどん「外旅=海外旅行」に出かけて、いろいろなものを「見て」「触って」「感じて」「食べて」、いろいろ人たちと「出会って」ください。

そうすることで、より豊かな人生を送ることが出来るでしょう!

さあ、「外旅」に出かけましょう!!!

*このブログは、シニア世代の「外旅」に出かける人を応援することを目的としています。

もし、質問等があるようでしたら、可能な限りお答えしますので、contactよりお送りください。

スポンサーリンク

タイトルとURLをコピーしました