基礎知識

海外旅行にあたって、国際的な決まり事があります。それらは、ある意味でこの時代において、常識でもあるので覚えておきましょう!また、旅行保険など、旅行者として車の任意保険と同様に加入(カードの付帯保険を含め)が常識的なものもあります。是非、覚えておいて下さい。

パスポート

これは、日本国が貴方の身元を証明し、外国にきちんとあなたを扱うように!と依頼しているものです。

海外にでたら、命の次に大切なものですので、大切に取り扱うようにしてください。

経験的に、日本のパスポートの「菊のご紋」は、すごい威力を持っています。

他のパスポートを持った人たちが良く入国審査で止められたりしているのを見かけますが、「菊のご紋」を見た担当官はほとんどフリーパスで通してくれます。世界で一番威力があるともいわれています。

余談ですが、日本では日本国が直接発行するの身分証明書はパスポートしかありませんのである意味で最も権威ある身分証明書です。他は、地方公共団体の組長や公安委員会経由です。

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VISA

パスポートは、日本国があなたの身元を保証するものですが、あなたが外国に入る場合に相手国が、あなたの入国を許可するものがVISA(査証)になります。

これは、日本と入国しようとする国との間の外交関係で、条件が変わってきます。

免除

日本のパスポートは、150か国以上で、観光(仕事などの場合はここではあつかいません)でのVISAは、免除されています。この場合の免除とは、空港などで入国審査を受けることで、発給してもらえることを言います。

一般的に言う、入国スタンプがそれに相当します。

たまに、空港などの入国では免除でも、陸路の国境での入国の場合は、事前にVISAの取得が要求される場合などがありますので、入国する国の条件を調べて下さい。

ARRIVAL VISA

アライバルVISAとは、国境や空港などで、VISA申請書(写真が必要な場合あり)とその料金を支払い、VISAを取得する場合をいいます。写真が必要な場合がありますので注意してください!

ある意味、基本は免除しますが、入国税を払ってね!という感じです。

現在だと、カンボジアがそうです。

タイ・アランヤプラテートとカンボジア・Poi Petの国境で20USドル(または1000B)でした。

事前取得

事前に相手国の大使館や領事館に申請して、取得しなければならない場合、通常、「VISAが必要」と言っています。

このごろは、日本のパスポートを持っていれば、ほとんどの国で観光の場合は免除されている場合が多いですが、

旅行を計画されるときに、必ず調査。確認してください。政治情勢などで変更される場合があります。

現在は、観光の場合は、ほとんどVISA免除されている日本ですが、私が1988年にグアム島に行くときには、当時信託統治していたアメリカ合衆国のVISAが必要でした。今考えると、嘘のような話ですねww

                  懐かしいアメリカのVISAです。

        これは、ミャンマーの物です。バンコクのミャンマー大使館で取得しました。

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 航空券

航空券は海外旅行において、割と大きな金額を占める場合が多いので、どのような選択をするか?で、金額が大きく変わってきます。(ここでは、ビジネスクラスなどの場合は、扱いません。)

選択のポイントとしては、

直行便より時間はかかっても安い経由便を選ぶ。

機内などでのサービスは望まないのでとにかく安いLCCを選ぶ。

フライト時間などの選択の範囲は狭くても、ホテルなどとセットで安く販売されているツアーを選ぶ。

などの選択肢があります。

直行便それとも経由便

例えば、日本からタイ・バンコクに行く場合、日本ーバンコク間の直行便と台北や香港を経由して行く経由便があります。各々のメリットデメリットは次の様になります。

直行便

メリット :経由便に比べて、乗り継ぎの手間がないので、早く目的地に到着します。

デメリット:料金が高い場合が多いです。

経由便

メリット :料金が安い場合が多いです。

デメリット:乗り継ぎの時間がかかるので、直行便に比べて目的地への到着時間が遅くなります。

私の場合は、

日本ーバンコクのフライトの場合は、中華航空の台北経由、キャセイの香港経由またはベトナム航空のホーチミンまたはハノイ経由を選択しています。

理由は、価格です。日本ーバンコクの場合、直行便は、LCCを除けば、JAL、ANAやタイ航空などのレガシーキャリアが多いので価格も高くなる傾向です。経由便は大体2~3時間ほど遅い到着になりますが(航空会社や便によっては数時間以上の場合もあります。)それで1万円から2万円安い場合が多いです。

到着が夕方から夜になるだけなので、その日は移動と決めておけば問題ないですし、中間経由地で一休みできる方が好きです。また、価格も1万円~2万円違うと、バンコクでの宿泊費が出てしまいますので、経由便を選択しています。また、帰りに経由地にストップオーバーして寄ることも可能と出来るので、良い場合もあります。

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航空券を購入するときのチェックポイント!
航空券を購入するときのチェックポイント!と基礎的な事柄をまとめました。チケットを手配する場合に、それらを考えながら選択しましょう!また、現在、色々便利な検索・比較サイトがありますので大変便利になっていますので、これからの時代のことを考え、アマゾンや楽天でのショッピング同様にできるようにしましょう!
経路からみた航空券の種類 直行便・乗り継ぎ便・オープンジョー
航空券には、経路から見た場合直行便、経由便、オープンジョーなどがあります。それぞれに利点がありますので、それらを考えあわせて航空券を取るようにしましょう!

キャリア

キャリアと呼んでいる航空会社の航空券には、機内サービスでは食事や飲み物などのサービスがなされ、預け荷物も通常20kg1個または2個まで預けることが可能です。ですので航空券購入金額以外に、預け入れ荷物の重量がオーバーしたりしない限りは、追加料金は発生しません。

LCC

LCCすなわちLow Cost Carrierの航空会社の航空券には、機内サービスや預け入れ荷物費用は含まれていなく、実費負担です。

また、定期的にバーゲンをやっていますので、そこで購入できると非常に安く購入することが可能です

ここで気を付けなければならないのは、LCCの場合、航空券自身は安いのですが、機内食を注文しり、荷物を預けたりするとそこそこの価格になることがありますので、注意してください。

例えば、

某LCCで、日本(1.5万円)バンコク(1.5万円)日本+預けて荷物費用(片道約五千円往復で1万円)=合計4万円となります。

しかし、キャリアの経由便が4.5万円くらいで買える場合が多いです。

ここで考えなければならないのは、5千円程度の差で、フルサービスのキャリアを選ぶのか?いや、やっぱり荷物の重量規制などの規制は多くても少しでも安い方が良いのか?です。

私の場合は、この程度の差であれば、キャリアを選択します。

自分には、どっちがあっているのか?考えて、航空券を選択してください。

ツアー

良くJTBやHISなどの旅行代理店の広告に、バンコク三泊五日¥39,800.-(航空券+宿泊)からなどで、広告されていますよね。

これは、各々の旅行代理店が航空会社や提携ホテルから大量に仕入れすることで、安く仕入れた航空券とホテルを組み合わせて、個人向けに販売しています。通常はホテルが二人部屋の利用が前提なので、2人からの申し込みとなります。

ツアーと言っても、観光などはなく、すべて自由時間という場合が、多いと思います。ある意味、ツアーとは名ばかりです。申し込むと、航空券とホテルのバウチャーがもらえるので、あとは勝手にどうぞ!です。必要であれば、代理店で観光のオプションなどを組み合わせることも可能です。

これを利用することが、多分、最も安くあげることが出来る手段だと思いますし、航空券とある程度のグレードのホテルがセットで手配されるので、初心者の方には向いていると思います。

また、目的の決まっている、例えば、「イエローナイフにオーロラを見に行く」「マピチュピ遺跡」などのツアーは、自分で予定を組んでいくよりも、コストパフォーマンスは良いですし、参加される皆さんの目的が一緒なので楽しいようですので、おすすめです。こうゆうツアーは相部屋になってしまいますが一人でも、参加できるようです。

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 旅行保険

これは、旅行中にケガ、病気などで現地の病院で治療や入院でかかる費用や携帯物の盗難や破損などの場合の補償や自分が事故などで賠償責任が発生した場合の保険です。これは、車の任意保険の様なものなので、旅行者の常識としてきちんと加入するようにしましょう!

例えば、昨年、私の旅友のおじさんが、タイで5日間入院したら、治療費と入院費で38万円くらいでしたが、加入しているカード付帯の旅行保険で処理出来て、出費は0円でした。もしアメリカで盲腸の手術をすると数百万円くらいかかるという話ですwwので、医療費のバカ高いアメリカに旅行に行く人は要注意です。

現在の実情として、私の「旅友」の人たちをみると、みなさんクレジットカードに付帯の旅行保険で済ませているという人がほとんどです。この場合、カードの会費に保険代が含まれているので新たに費用は発生しません。

有効期間は、旅行開始から90日間が一般的です。

これが、私が加入しているANAゴールドカード(三井住友VISAカード)の例です。

治療費150万円ですね!

また、もう一枚、楽天プレミアムカードを予備で持って行きます。

大体内容は一緒なので、二枚合わせて、治療費300万円になりますから、私が良く行く東南アジア諸国の場合でも、とりあえずはOKとしても、少し不安な金額ですね!

目標としては、最低500万円から出来れば1000万円くらいの枠を確保するようにしましょう!

しかし、治療費のバカ高いことで有名なアメリカだと、盲腸の手術などで数百万円、救急でICUなんかで特別な処置を受けると、ウン千万円かかると言われています!

(注意)クレジットカードの付帯旅行保険でも、カードを持っているだけで自動的に旅行保険の効力が発生するものと、旅行の費用の一部(航空券や空港までの交通費など)を日本国内で決済していないと旅行保険の効力が発生しないもとがありますので、自分のカードはどうなのか?を確認してください。もし後者の場合で航空券をそのカードで買った場合は問題ないわけですが、そうでない場合は、空港への交通費(電車代、バス代またはタクシー代)を面倒でもカード決済で使用して、保険の効力を発生させて下さい。

もし、自分のクレジットカードの付帯保険では、金額が足りないなどの場合は、損保会社で販売している旅行保険を購入しましょう。ネットで簡単に購入できますし、出発前の空港でも購入可能です。

HISなどの旅行代理店で航空券を購入すると、大体の場合、旅行保険は大丈夫ですか?というセールスを受けますので、検討しましょう!

しかし、こうゆう保険は、窓口で購入すると、非常に高いのでネットで買うようにしましょう。窓口の場合より半分くらいの価格で買えるようです!

別途、海外旅行保険について、下記のようにと特集しましたので、ご覧ください。

関連リンク>>
1、海外旅行保険について再考1 はじめに
2、海外旅行保険について再考2 クレジットカード付帯保険編

3、海外旅行保険について再考3 損害保険会社編
4、海外旅行保険について再考4  まとめ
番外、クレジットカードを追加して、海外旅行保険を増額!
海外でレンタカーやレンタルバイクで事故った場合、どこまでクレジットカード付帯の海外旅行保険でカバーできるのか?

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 クレジットカード

海外旅行に出かけるにあたって、パスポートの次に大切なのは、クレジットカードです。

クレジットカードの用途としては、

1)支払い

ある程度の額以上の支払いは、クレジットカードで行うことにより、現金を多く持ち歩く必要がなくなる。

空港で小物や飲み物・食べ物を買う場合、現地通貨がなかったりしても、少額でもクレジット決済可能。

2)デポジットの代用

ホテルでデポジットを要求される場合がある。その場合、現金でないといけない場合もあるが、クレジットカ

ードの提示でOKの場合もある。

3)キャッシング

ATMから現地通貨をキャッシング可能。

4)その他

ホテルサイトで手配をした場合、本人確認だと思いますが、決済に使用したカードの提示を求められることがありますので、ホテルサイトで予約時に使用したカードは必ず持参するようにして下さい。

また、海外旅行の際には、最低二枚は持参するようにしましょう!

なぜなら、

1)盗難にあった場合の予備として。

2)カードによって、決済を拒否される場合がある。

これは、同じVISAカードでも発行会社によって、決済しようとするとコンピュータに拒否される場合があります。これは、使ってみないとわかりませんので、一枚しかカードがないと、拒否されてしまうとどうしようもなくなってしまいます。

などの理由で、可能であれば、三枚目は最後の手段として持っていれば安心ですし、付帯旅行保険が付いていれば、その分の合計保険額もアップします。

最後に、飛行機をよく利用する方々には有名なのですが、楽天プレミアムカードをお勧めします。

このカードは、カード発行後に付帯サービスを申し込むことでpriority passという世界中の空港にあるラウンジを利用できるカードを発行してもらえます。これは本当にお得で、私は、この特典が欲しくてカード作りました。

当然、旅行保険も付帯しています。

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