近頃、大変に人気のある旅行先であるタイが、2021年11月1日(10月末に書いています。)より、ワクチン接種済であることを証明するワクチンパスポート所持者に対して、大幅に入国条件を引き下げることが発表され、ここ二年間ほど足止めを食ってストレスを貯めていた私の旅仲間でも、「出かけるぞーーーーー!」と騒いでいる人が多くいる。
(入国に際しての条件などは、変更になる場合もありますので、などで確認して下さい。)
在東京タイ王国大使館 https://site.thaiembassy.jp/jp/news/announcement/10553/
その入国条件の中の一つに、、
「5万ドル相当の疾病治療の枠が5万USドル相当以上の保険を有すること」
という条件が含まれている。これは、入国時のPCR検査などが陰性も入国出来たとしても、もし、タイ国内で発症した場合の治療費を用意していない人は入国させないということです。(治療費の取りっぱぐれがないようにということでもあります。)
一般的に、このような旅行中のケガや病気の治療などを保証を目的とした旅行保険の存在を知っていても、その詳細を知らない方々や気にしていなく・知らない方々も多いと思いますので、復習してみましょう!
海外旅行保険とは?
海外旅行保険とは、簡単に言えば、主に海外旅行中の健康関連のトラブルに対する医療・生命保険と過失による賠償などに備えた損害補償保険で構成されていて、その他細かな携行品などの東南・破損の補償を組み合わせた内容で構成されている保険です。
また、損保会社が販売している場合は、欲しい内容の保険だけを買ったりとカスタマイズできるようになっています、これについては、別途説明します。
主な保険項目
1、健康に関するトラブル関連
・死亡、後遺障害 事故により死亡したり、傷害が生じた場合
・傷害治療費用 事故によるケガの治療費
・疾病治療費用 病気の治療費
2、過失による賠償に関するトラブル関連
・過失による損害賠償費用 過失により他人に被害を与えた場合
3、携行品関連
・スーツケースやカメラなど携行品が壊れたりした場合の補償
4、航空機の遅延・欠航などのトラブル
・航空機の遅延によるホテル代やその他の諸費用
5、その他
詳細や適用条件は、保険毎に違ってきますので、面倒でも自分で保険の約款などで確認して下さい。ここで、最も重要になってくるのが1、健康に関するトラブル関連です。
今回のタイ国の入国条件としても、「疾病治療費用を5万USD相当以上の保険を持っていること」という条件になっています。
また、次のことは肝に命じていてください。
海外の医療費は、日本の場合と比べて、とんでもなく高額です。
例えば、
1、アメリアで盲腸の手術で、500~600万円
2、タイで体調不良で注射と点滴で1週間入院で約40万円
3、ハワイで、脳卒中で倒れ、ICUで治療を受け2週間程入院。
そのあと、日本に搬送された。約2000万円
アメリカなどでは、ICUで治療を受けると、家一件分くらいの費用
が必要のようです。
などです。
日本では、国民皆保険が徹底されていたり、「人命第一」ということが常識として徹底されているので、お金の件は後回しです。しかし、世界の常識としては、支払い能力のない人の治療などはしない、保険会社が支払うということの確認が取れないと病人がたとえ病院にいたとしても、治療をしてくれないのが一般的だといわれています。ですので、旅行中は、保険会社の緊急連絡先のコピーなどを持ち歩くようにしましょう!それがあれば、病院のコーデイネータなどが保険会社に連絡して、やり取りをしてくれるとハズです。
海外旅行保険の入り方
旅行保険の入り方として、
1、クレジットカード付帯の保険を利用する
2、損害保険会社は販売している旅行保険を購入する
3、1,をメインにして、不足分を2、で購入する
ということが一般的です。
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どのくらいの保険の枠が必要なの?
私の友人が、タイで体調不良になり、一週間入院したことがあります。診察を受けて、注射してもらって、入院して、一週間点滴で費用が40万円弱でした。(クレジットカードの付帯保険を利用したので、負担は0円)
その時に担当してくれた病院の日本人コーディネーター兼通訳の方から、「物価の安いアジアでも最低500万円~1000万円の治療保険の枠を持っているように!」との助言があったそうです。
特に、アメリカに行く場合は、日本人からするとちょっとしたことでも、とんでもない金額がかかってしまうのが現実ですので、1億円以上~無制限の枠は欲しいところですね!
次に続きます⇒
クレジットカードを追加して、海外旅行保険を増額! (2021/11/07追加)
海外でレンタカーやレンタルバイクで事故った場合、どこまでクレジットカード付帯の海外旅行保険でカバーできるのか?
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