国境シリーズ(12)タイ・アランヤプラテート⇔カンボジア・ポイぺト

アンコールワットへの通り道

この国境は、なんといっても東南アジアのハブのバンコクから、アンコールワットへの通り道となるので、旅行者にとってはメインルートの一つです。

バンコクから近くアンコールワット・シェムリアップに抜ける途中にある

 

        国境の近くには広大なローンクルア市場やカジノがある

バンコクからは、モーチッドバスセンターからの定期バスや旅行者を相手にしたツアーバスが、国境を通過して直通でシェムリアップまで出ているので、朝バンコクを出発すれば、夕方までにシェムリアップに着くことが出来る。この国境は、旅行者も多いのでいつも混みあっている。

バンコク中央駅からはアランヤプラテート駅まで列車も出ている。

昔は過酷な移動で有名だった!

今はきれいなバスでバンコクからシェムリアップまで移動できるが、2000年当時、私が、最初にアンコールワットに行くときは、タイ国内の移動は問題なかったが、カンボジア側のポイぺトからシェムリアップまでは、ミニバンの荷台などで未舗装のガタタガ・埃だらけの道を行く必要があるとガイドブックなどに書いてあり、それを避けるために、私は、バンコクからプノンペンを経由してボートでシェムリアップへ向かった。

荷台に何人乗っておるんだww2000年当時の雑誌より

2000年当時のガイドブック

2005年に二回目のアンコールワットを訪問の時、だいぶカンボジア側の移動も良くなったと聞いたので、この国境を往復利用した。

当時切符の手配は、バンコク⇔シェムリアップを通しで、ツーリストバスで可能だったが、タイ側とカンボジア側では乗り換えが必要だった。公的な直通定期バスはまだバンコクからは出ていなかった。

カンボジア側は、ノン・エアコンの幼稚園・保育園の送迎用のようなマイクロバスで、今のようなきれいなバスではなかった。タイ側でバスを乗り換えるとあまりの違いに「ホッ!」としたものだ。

 

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