「定年後の楽しみに海外旅行へ!」と考えているシニア世代の皆さま、若い頃と同じ感覚で「クレジットカードに保険がついているから大丈夫」と出発しようとしていませんか?
65歳を超え、血圧の薬を飲んでいたり手術の既往症があったりする場合、海外旅行保険への向き合い方を180度変える必要があります。
万が一の際、「保険金が1円も出ない」という事態を避け、人生を台無しにしないための賢い自衛策を考えてみましょう!!
クレジットカード付帯保険の「限界」を知る
多くのゴールドカードなどには海外旅行保険が付帯していますが、シニアにとっては大きな落とし穴があります。
既往症は「原則補償外」
カード付帯保険は、基本的に「旅行中に偶然発生した病気やケガ」を対象としています。
持病の悪化による治療は支払いの対象外であることが一般的です。
補償額が圧倒的に足りない
一般的なカードの治療費用枠は200万円〜300万円程度です。
後述するアメリカなどの医療費高額国では、これでは入院1日分にも満たないケースがあります。
つまり、カード付帯保険は「持病とは無関係な事故やケガ」のためのサブの盾と割り切るのが正解です。
損保の「既往症対応特約」が命綱になる
持病や服薬がある方が必ず用意すべきなのが、損保会社が販売する海外旅行保険の「疾病に関する応急治療・救援費用担保特約」です。
持病の急変をカバー
この特約があれば、旅行中に持病が急激に悪化して緊急治療が必要になった際の費用も補償されます。
ネットではなく「窓口・電話」で相談
65歳以上や持病がある場合、ネット申し込みでは機械的に弾かれることが多いため、保険代理店の窓口や電話で「持病があるが加入できるか」を正直に告知して相談するのが確実です。
アメリカなど「医療費天文学的エリア」への心がけ
アメリカやヨーロッパ、オーストラリアは医療費が極めて高額です。特にアメリカは世界最高額であり、ビジネスライクな医療の縮図です。
「無制限」プランが必須
アメリカで盲腸の手術をすれば300万円〜500万円、心筋梗塞でICUに数週間入れば3,000万円以上請求されることも珍しくありません。また、日本への医療搬送が必要になれば、チャーター機代などでさらに2,000万円〜3,000万円かかります。
「一発退場」を防ぐ
貯金では到底払えない額の請求は、本人だけでなく家族の人生まで共倒れにさせます。これらの国へ行く際は、治療・救援費用が「無制限」のプランを選ぶことが絶対の鉄則です。
現地で自分を守る「実務的な準備」
保険に加入するだけでなく、現地の医師や病院を味方につける準備も重要です。
英語の「エマージェンシーシート」を携行
自分の保険会社、証券番号、そして合算した治療費枠(例:USD 100,000など)を太字で目立つように記載したシートを用意しましょう。海外の病院は「支払い能力」を確認できる患者を優先します。
キャッシュレス診療を徹底
体調が悪くなったら、自分で病院を探す前に必ずカード会社や保険会社の緊急デスクへ電話してください。
保険会社が「支払い保証」を病院に入れることで、窓口での自己負担がなくなります。
英文の薬剤証明書・紹介状
常用薬がある場合は、主治医に英文の証明書を書いてもらいましょう。現地での適切な処置に繋がるだけでなく、保険請求時のトラブル回避にも役立ちます。
まとめ
シニアの旅は「健康への万全な投資」も旅費の一部です。「事故・ケガ対策のカード保険」と「疾病・持病対策の損保保険」を賢く使い分け、完璧な準備を整えてから、安心・安全な旅を楽しんでください!
カードと損保の「役割分担」は??
「65歳からの海外旅行は、保険の選び方で人生が決まる」と言っても過言ではありません。
上記では「使い分け」の概要をお伝えしましたが、今回は「なぜカード付帯はケガ用なのか?」「なぜ損保は疾病・持病対策なのか?」その理由をさらに考えてみます。
クレジットカード付帯保険:【突発的な事故・ケガ】の最強の盾
クレジットカードの付帯保険は、基本的に「偶然かつ急激な外来の事故」によるケガ(傷害)に対して非常に強い味方となります。
「ケガ」なら持病を問われない
階段での転倒による骨折、交通事故、あるいは不運にも強盗に遭った際のケガなどは、あなたの健康状態や過去の病歴とは無関係に発生します。そのため、カード会社から「持病のせい」と支払いを拒否されるリスクが極めて低く、規約通りの補償が受けられます。
「治療費の合算」で枠を広げる
傷害死亡以外の治療費用枠は、複数枚のカードの限度額を合算(上乗せ)できます。
(私の例)エポスゴールド(300万)+楽天プレミアム(300万)+セゾンゴールドアメックス(300万)= 合計900万円のケガ治療枠。
限界:持病(既往症)には「1円も出ない」
これが最大の注意点です。
カード付帯保険のほとんどは、「持病の悪化」を明確に補償対象外(免責)としています。
血圧の薬を飲んでいる人が現地で脳溢血を起こした場合、カード会社は「旅行前から存在した疾病の原因」と判定し、たとえ治療枠を合算で1,000万円持っていても、保険金は1円も支払われません。
損保会社の保険:【内科的疾患・持病対策】の命綱
対する損保会社の個別保険は、カードでは太刀打ちできない「内科的な病気(疾病)」や「持病の急変」をカバーするために加入します。
「疾病に関する応急治療・救援費用担保特約」が必須
損保会社の保険にこの特約(持病特約)を付けることで、旅行中に持病が急激に悪化し、緊急治療が必要になった際の費用をカバーできます。
しかし、ネットで購入できるものは。補償額が300万円程度のものが多く、満足とは言えに補償額です!
不満な場合は、ネットではなく、保険代理店の窓口に相談して下さい!!!病歴や現在の症状などのよって、相談にのってもらえるはずです!!!
「新規の病気」には無制限の選択肢
旅行中に初めて発症した急性疾患(肺炎や食中毒など)であれば、損保のプランで「治療費用:無制限」を選択することが可能です。これにより、アメリカのような入院1日で数百万円かかる国でも、資産を守り抜くことができます。
「告知」による正当な契約
損保の保険は加入時に「常用薬があるか」「過去に手術をしたか」を正直に告知します。
この「自分の状態を隠さず、正当な保険料を払ってリスクを引き受けてもらう」というプロセスこそが、支払い時に「既往症だから払わない」と言わせないための最強の防衛策になります。
実務上の「300万円の壁」
多くの損保会社で持病の応急処置枠は「300万円」が上限です。
アメリカ等では心許ない金額ですが、これがあることで「キャッシュレス診療」の入り口が開かれ、現地の医師が「新規の急病(無制限枠)」として処理してくれるよう交渉する余地が生まれます。
まとめ:賢いシニアの「二段構え」戦略
シニアの旅は、以下のハイブリッド戦略で臨みましょう。
【ベース(事故・ケガ・賠償用)】:クレジットカードの複数枚合算
年会費無料化できるゴールドカード等を組み合わせ、治療費合算枠を900万円〜1,200万円以上に積み上げます。
これにより、アジア圏でのケガや一般的な手術はほぼカバーできます。
【上乗せ(疾病・持病・アメリカ対策用)】:損保のバラ掛け(持病特約付き)
旅行のたびに、持病特約を付けた損保の保険をネットや窓口で購入します。
アメリカやヨーロッパへ行くなら、治療費用を「無制限」に設定し、カードの枠を「サブ」として活用します。
実戦アドバイス
現地で倒れた際、言葉が通じない中で「既往症か新規発症か」の判定は現地の医師のカルテ(診断書)一つで決まる「宝くじ」のような状態です。自分を守るために、英語の「エマージェンシーシート」を必ず携行してください。
そこにカード合算の大きな治療枠(例:USD 100,000以上)を太字で記載しておくことで、病院側に「この患者は支払い能力がある」と認識させ、あなたに有利な「新規の急病」として治療を進めてもらえる確率を高めることができます。
そうすることで、
現地の医者も商売なので、既往症その枠が0円でも、傷害・疾病治療費が十分にあるのなら、その枠を有意義に利用したいと考えるはずです!=はっきりした既往症は別として、そうでもなければ医者も環境の変化などが原因で緊急に発症したものと書く確率が高くなります。
(エマージェンシーシート例)
まず最初に、自分が買いが旅行保険を持っていて、その合計額がいくらなのか?=治療費の裏付けえお病院関係者にハッキリとさせることが最も重要!!!それがはっきりしないと、海外では、治療を始めてくれない!!
病院の関係者が、保険会社の緊急デスクに連絡が取れるように、日本の電話番号やもし現地のデスクがある場合には明記しておく!!(時差の関係があるので、現地のデスクがあればベター!)
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EMERGENCY MEDICAL & INSURANCE CARD
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To the medical staff / Billing Department:
I am a traveler from Japan. I am covered by multiple Japanese credit card
insurances (all conditions met and currently ACTIVE) with the following
COMBINED limit[cite: 1, 2]:
■ TOTAL MEDICAL COVERAGE LIMIT (合計治療費補償限度額)[cite: 1]:
– SICKNESS MEDICAL EXPENSES: Max JPY 9,000,000 (Approx. USD 60,000)[cite: 1]
– RESCUER’S EXPENSES: Max JPY 5,000,000 (Approx. USD 33,000)[cite: 1]
– Medical Expenses for a pre-existing condition:JPY0(USD 0)[cite: 1]
*Please contact the emergency desk of any card below to arrange
CASHLESS SERVICE and obtain a Letter of Guarantee (L/G)[cite: 1].
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【INSURANCE DETAILS / 保険詳細】[cite: 1]
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No.1: EPOS GOLD CARD (Mitsui Sumitomo Insurance)[cite: 1]
– Card No: 1111-2222-3333-4444[cite: 1]
– Emergency Desk: +81-50-3820-3995 (Call Collect)[cite: 1]
– Sickness Medical Limit: JPY 3,000,000[cite: 1]
– Rescuer’s Expenses Limit: JPY 1,000,000[cite: 1]
– Medical expenses for a pre-existing condition:JPY0[cite: 1]
No.2: SAISON GOLD AMEX (Sompo Japan Insurance)[cite: 1]
– Card No: 1111-2222-3333-4444[cite: 1]
– Emergency Desk: +81-3-3811-8127 (Call Collect)[cite: 1]
– Sickness Medical Limit: JPY 3,000,000[cite: 1]
– Rescuer’s Expenses Limit: JPY 2,000,000[cite: 1]
– Medical Expenses for a pre-existing condition:JPY0[cite: 1]
No.3: RAKUTEN PREMIUM CARD (Rakuten General Insurance)[cite: 1]
– Card No: 1111-2222-3333-4444[cite: 1]
– Emergency Desk: +81-18-888-9897 (Call Collect)[cite: 1]
– Sickness Medical Limit: JPY 3,000,000[cite: 1]
– Rescuer’s Expenses Limit: JPY 2,000,000[cite: 1]
– Medical Expenses for a pre-existing condition:JPY0[cite: 1]
———————————————————————-
【PERSONAL & MEDICAL INFORMATION】[cite: 2]
———————————————————————-
■ Name: [お名前]
■ Date of Birth: [生年月日]
■ Passport No: [パスポート番号]
■ Emergency Contact (Japan): [日本の緊急連絡先・続柄][cite: 2]
■ Blood Type: [血液型][cite: 2]
■ Allergies: [アレルギー(なければ None)][cite: 2]
■ Chronic Diseases: Hypertension (Fully controlled / Stable in Japan)[cite: 2]
(例:高血圧:完全にコントロールされており、日本国内で安定していました)
■ Current Medications: [常用薬の成分名(例: Amlodipine 5mg)][cite: 2]
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[cite: 1]は、クレカの保険を有効保険の数だけ別紙でまとめておく。
[cite: 2]は、パーソナルデータを別紙でまとめておく。


「ケガの備えはカードで賢く」「病気と持病の不安は損保で確実に」。この使い分けをマスターして、安心安全な世界旅行を楽しんでください!


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