現役中は、海外旅行と言えば、盆や正月、そしてゴールデンウイークのうち、1~2回が多いと思います!
しかし、現役を引退して、シニア世代になってくると、時間はたくさんあるので、年に数回以上海外に出かける人や海外に1~3ケ月くらい、避寒を兼ねて滞在してみたいという人が増えてきます!
その場合、平均的な日本人の海外旅行日数は九十数パーセントが10日以内と言われていますので、アメリカ以外であれば、既往症や治療費を無制限にしても1万円程度、既往症や治療費もクレカの保険と組み合わせてと考えると数千円から購入することが出来ますが、旅行期間が一か月以上の長期になってくると3万円程度と、そう安い物ではなくなってきますし、既往症などにに対応してくれる商品が少なくなってきます。
しかし、既往症などがない人にとっては、クレジットカード年会費が高価であっても90日間有効な海外保険を提供してくれるプラチナレベルのクレジットカードを持つことは、大きなメリットがあります!
ケースごとに考えてみました!
予習1:クレジットカード付帯の海外旅行保険の一般的な考え方
クレジットカード保険「合算」で賢く守る節約術
損保会社が販売する保険は安心ですが、3ヶ月(90日)の長期となると一人あたり7万〜8万円、時には15万円近い掛け捨て保険料がかかることも珍しくありません 。しかし、クレジットカードの付帯保険を戦略的に活用すれば、このコストを劇的に抑えつつ、鉄壁の守りを固めることが可能です。
今回は、旅慣れたシニア世代こそ実践したい「クレカ合算戦略」を解説します!
なぜ「クレジットカード付帯保険」が最強の味方なのか?
最大の利点は、「条件を満たせば、旅行のたびに何度でも使える」という点です。 損保の保険は一度きりの使い切りですが、クレジットカードなら解約しない限り、次の旅行でもその次の旅行でも、あなたの身を守ってくれます。
- 90日の壁: 多くのカード保険は「日本出国から90日間(3ヶ月)」を補償期間としています 。ロングステイや避寒旅行の期間にピッタリ合致するのです。
- 圧倒的なコスパ: 例えばJCBプラチナの年会費は27,500円(税込)です 。1回3ヶ月の損保代より、1年間のカード会費の方が圧倒的に安く、さらに空港ラウンジやコンシェルジュなどの特典まで付いてきます。
知る人ぞ知る裏技「治療費の合算」
ここが最も重要なポイントです。実は、クレジットカードの保険には「合算できる項目」と「できない項目」があります。
- 死亡・後遺障害: 合算されず、持っているカードの中で「最も高い金額」が上限となります 。
- 治療費用(ケガ・病気): 複数枚のカードの限度額を「合算」して積み上げることが可能です。
例えば、治療費1,000万円のJCBプラチナに加え、治療費300万円のエポスゴールド 、楽天プレミアム 、セゾンゴールドAMEX などを組み合わせれば、合計1,500万〜2,000万円近い治療費枠を構築できるのです。
アジア圏なら「2,000万円」で盤石の防壁
「アジアならそんなにいらないのでは?」と思うかもしれませんが、インフレと円安の影響で、現地の私立総合病院の費用は高騰しています。 しかし、合計2,000万円近い枠があれば、アジアにおいては事実上の「無敵」に近い状態と言えます。
- 重大な手術もカバー: タイなどの一流病院で緊急手術を行い、ICU(集中治療室)に数週間入院しても、費用は約300万〜600万円程度です。
- 医療搬送も安心: 最悪の事態で日本への医療搬送が必要になっても、アジア圏なら約300万〜500万円で収まるため、合算枠があればお釣りが来ます。
アメリカ旅行は「別次元」と心得る
ただし、アメリカ(ハワイ含む)だけは例外です。あそこは「医療費天文学的エリア」です。 盲腸の手術だけで300万〜500万円、重症化すれば3,000万円以上請求されることもあります。
アメリカへ行く際だけは、クレジットカードの枠に頼らず、損保会社の「治療費用無制限」プランをピンポイントで追加購入することを強くお勧めします。
運用上の「2つの鉄則」
この最強コスパ戦略を成功させるために、以下だけは忘れないでください。
- 「利用付帯」の条件クリア: 多くのカードで、出国前に「空港への交通費」や「航空券」をそのカードで決済することが保険有効化の条件となっています。
- 持病(既往症)の扱い: クレカ保険は原則として「持病の悪化」は補償対象外です。持病に不安がある方は、損保の「既往症応急対応特約」を組み合わせるのが賢明なシニアの選択です。
まとめ
アジアを拠点に楽しむシニア世代にとって、年会費も3万円程度以上のプラチナクラス上位カードをメインに据えた「保険合算ポートフォリオ」は、経済合理性と旅の質を同時に高める最強のソリューションです。
予習2:損保が販売している海外旅行保険の一般的な考え方
損保会社が販売している海外旅行保険の保険料は、渡航先(アメリカなどの高額医療国かアジアか)、年齢(特にシニア層か)、補償内容(無制限か上限ありか)によって大きく変動しますが、一般的な目安は以下の通りです。
期間別の保険料目安(参考)
損保各社のネット専用保険などでは、「31日(約1ヶ月)」を境に料金体系が大きく変わることが一般的です [cite: 475, 481]。
- 10日間:約3,000円〜10,000円前後 1週間程度の旅行であれば、必要な補償に絞ったバラ掛け(トッピング)プランなどで数千円から加入できるものもあります [cite: 220, 520, 525]。
- 20日間:約5,000円〜15,000円前後 10日間よりは上がりますが、まだ「短期旅行」の枠内のため、極端な跳ね上がりはありません。
- 1ヶ月(31日以内):約10,000円〜30,000円前後 31日以内であれば、シニア層であっても「持病の応急治療特約」が付いたプランにネットで加入できるケースが多く、補償を厚くしてもこの程度の範囲に収まることが多いです [cite: 166, 451]。
保険料が跳ね上がる要因
「3ヶ月で7万〜15万円」といった高額になる背景には、以下の理由があります。
- 「31日の壁」: 多くの損保会社で、滞在が1ヶ月(31日)を超えると「長期滞在」扱いとなり、1日あたりの保険料単価が急激にアップします 。
- アメリカ渡航: アメリカ(ハワイ・グアム含む)は医療費が世界最高額であるため、他地域に比べて保険料設定が最初から高く設定されています。
- シニア割増・制限: 65歳や70歳を超えると、高額な医療事故の発生率が若年層の約8倍にのぼるという統計データがあるため、リスクに見合った高い保険料が設定されたり、加入できるプランが制限されたりします 。
- 「無制限」プランの選択: 治療費用を「無制限」に設定すると、保険会社が負うリスクが青天井になるため、保険料はさらに高くなります。
まとめ: 10日〜1ヶ月程度の短期であれば、クレジットカード付帯保険の不足分を数千円から2万円程度の損保保険で補強することは非常に現実的なコストです 。しかし、3ヶ月(90日)のロングステイになると、JCBプラチナ(年会費27,500円)などの上位カードを保有して合算枠を作る戦略の方が、1回あたりの掛け捨て保険料よりも安上がりで、かつ翌年以降も繰り返し使えるため圧倒的にコスパが良くなります 。
予習3:タイ・バンコクの治療費の例
タイのバンコクで日本人が最も多く利用するサミティヴェート病院(Samitivej Hospital)は、外国人や現地の富裕層を対象とした超一流の私立総合病院であり、その治療費は現地の公立病院とは比較にならないほど高額です 。
サミティヴェート病院(およびタイの同等レベルの高級私立病院)の具体的な治療費相場は以下の通りです。
症状別の治療費目安(日本円換算)
アジア圏の高級私立病院での治療費は、インフレと円安の影響により年々上昇しています。
- 外来受診(風邪や軽微な体調不良): 約2万〜5万円 。
- 盲腸(虫垂炎)の手術+入院: 約80万〜150万円。
- 骨折による1週間程度の入院: 約200万円(※同レベルのバンコク病院パタヤでの実例)。
- 脳梗塞・心筋梗塞などの緊急手術+ICU(集中治療室)入院: 約300万〜600万円。
- ICUでの高度な管理が必要な場合、1日あたり数十万円単位の請求が数週間続くことも珍しくありません。
日本への医療搬送費用
現地での治療だけでは不十分で、医師や看護師が同行して日本へ緊急移送(医療搬送)を行う場合の費用です。
- 定期便の座席を改造(ストレッチャー利用): 約300万〜500万円 。
- チャーター機(医療専用機)の利用: 状況や機材によりますが、500万〜1,000万円規模に達するケースもあります。
タイでも1,000~1,500万円の治療費補償枠が必要とされる理由
サミティヴェート病院の日本人スタッフは、10年前の時点で既に「最低500万円、できれば1,000万円の枠」を推奨していました。しかし、現在の経済状況下では以下の理由から1,500万〜2,000万円の枠が安心のスタンダードとされています 。
- 歴史的な円安: 10年前は1バーツ=約3円でしたが、現在は約4.4〜4.5円となっており、為替の影響だけで支払い額が1.5倍近くに膨らんでいます。
- 医療インフレ: 現地の私立病院自体の治療費も、最新設備の導入や人件費高騰により毎年数%ずつ値上がりしています。
- 最悪のフルコース: 「緊急手術 + 2週間以上のICU入院 + 日本への医療搬送」という最悪のシナリオを合計すると、現在のレートで約1,000万〜1,300万円前後となります。
まとめ
サミティヴェート病院は非常に高度な医療を提供していますが、治療費は「外国人価格」です 。アジア旅行だからといって甘く見ず、クレジットカードの合算や損保の上乗せによって、最低でも1,500万円程度の治療費枠を確保しておくことが、経済的破綻を避けるための賢明な防衛策となります 。
パターン別で考えてみました!
1~2回/年、10日間程度の海外旅行をする人
多分、このパターンの人が一番多いと考えています!
このパターンであれば(アメリカ以外)、治療費2000万円やその他を損保のバラ掛け(既往症除く)を購入しても数千円から購入できますので、クレジットカードと組み合わせて使用すると良いと思います!
既往症がある人や治療費が無制限欲しいという方でも、1万円程度のセットで損保で購入できます!
そうすれば、年間あたり1万円~2万円程度で、十分な内容のものを選択できると思いますので損保の商品をメインに考えることをおすすめします!!
なので、高級クレジットカードの年会費よりも安く済むので、今お持ちのクレジットカードと組み合わせて使用すると良いと思います!!
数回以上/年の10日間程度の海外旅行をする人
この場合は、上記のケースから、年2~4万円程度のバラ掛けやセットの保険を購入できることになります!
この程度の金額であれば、基本はお手持ちのクレカと損保のバラ掛けやセットの保険購入が良いのではないかと思います!
しかし、数万円の以上の年会費のプラチナクラスのクレジットカードの付帯海外両行保険の治療費も500~1000万円と言うものが出てきます!
JCBのプラチナカードなどは、付帯の海外両行保険も有効期間90日が何回でも使用出来て、治療費が1000万円以下と大きな補償枠を提供しています!それに、空港のラウンジ利用で有名なPriority Passを無料で発行出来たりと、旅行好きには大きなメリットがあります。それで、年会費が3万円以下ですから、非常にコスパが良いと考えられます!
しかし、クレジットカード付帯の海外旅行保険は既往症には体操していないので、既往症がある人で、その対応と治療費を無制限にしたいと考える人は、損保のものを購入することをお薦めします!!
1回/年は30日程度の海外旅行をする人
この場合も、アメリカ以外では、30日間で既往症対応、治療費無制限が3万数千円程度で損保で購入できますので、既往症のある人は、それをお薦めします!
既往症がない人は、上記同様にプラチナクラスのクレジットカードの料金と同じ程度になってくるので考えどころですね!!!
1~3ケ月程度の長期旅行、ロングステイをする人
1か月以上になると、ネットでは、既往症対応のものがなくなってきます!
そして、3ケ月になってくると、治療費無制限の場合、10万円程度以上の料金になってきます!し、会社によっては、そういう商品がなくなってきます。そこに、65歳以上になると保険もネットでは買えなくなってきて、窓口での相談となってきます!
しかし、既往症はない人の場合は、数万円のクレジットカードの年会費を払っても、90日有効で治療の補償費も500~1000万円の枠があるクレジットカード付帯の旅行保険が凄く魅力的になってきます!
他のクレカと合算すれば1000~1500万円程度の治療費を確保しやすくなるので、アメリカ以外では、まあ~、大丈夫と言われている補償額になってきます。
既往症がないのであれば、高級ステイタスのクレジットカードの選択がコストパフォーマンス的には、最も良いと考えられます!!
アメリカは特別と考える!!!
アメリカの場合は、医療費枠は制限なし、損害賠償は1億円以上を必ず用意して下さい!
損保記者が販売している商品一択です!!
クレジットカード付帯の海外両行保険では、医療費や損害賠償は全く役に立たないと考えて下さい!!
既往症がある人は、既往症の応急措置枠は通常300万円程度しかないので、アメリカでは、全く役に立たない金額枠なので、相当な決心がないとアメリカには行ってはいけないということですね!!
まとめ
たまにしか海外旅行に行かない人や保険料が年間数万円以内の人
年間数万以下の保険代で済むのであれば、損保の販売しているバラ掛けやセットをお薦めします!
手持ちのクレジットカードに不足分をバラ掛けしたり、面倒なのでセットで販売しているものを購入してしまった方が良いです!
特に、既往症がある方は、応急措置の特約付きのものを購入しましょう!
上限が300万円と枠が大きくはないですが、アメリカ以外では、役に立つ金額だと考えられます!
数回以上や1ケ月を越してくる人
海外旅行が案外、趣味に近い人だと思いますので、クレカの保険などにも詳しい人が多いと思いますし、出来たらラウンジを利用したいという人も増えてくる範囲の人達だと思います!
既往症があって心配な人は、損保の応急治療付のものを買うべきでしょうね!
既往症の心配がない人は、一枚500~1000万円の補償枠を持った高級ステータスなクレジットカードとその他のカードで治療費枠を1000~1500万円程度にすることを考えても良いと思います!
1か月以上の3か月以内の長期の方
既往症がない人は、高級ステータスのクレジットカードを中心に、治療費枠を1500万円~2000万円くらい確保していれば、アメリカ以外であれば、高齢になるにつれて確率が高まってくる、脳溢血や心筋梗塞などにも対応できると思います!
既往症があって心配な人は、期間が一か月を超えてくると応急対応特約が付いている商品がネットで買える商品から消えてしまします!保険屋さんの窓口で要相談になってしまいます!!
70歳75歳以上の人たち
クレジットカード付帯の海外旅行保険のメリットは、年齢制限や旅行先の制限がないという間口の広さにあります!!
しかし、既往症には対応していないという欠点があります!!
たまにしか海外旅行に行かない人であれば、損保会社のバラ掛けやセットをお薦めします!
この年代でも既往症がなく心配ない人は、上記の1か月以上の3か月以内の長期の方と同様の考えで良いと思います!!
しかし、既往症があって心配な方は、既往症対応の応急特約などが年齢制限でネットでは買えなくなっているので、損保会社の窓口で相談されることをお薦めします!!
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